|
|
会津戦争の激戦地をいろいろ回ってみました。
(1)戸ノ口原古戦場跡
白虎隊が戦ったことで有名な、戸ノ口原古戦場です。
藩境の母成口が破られたという知らせを受け、当時の会津藩主・松平容保のお供として滝沢村へ行く途中、戸ノ口原方面から応援を求められ、白虎隊は戸ノ口原に向かうことになります。
新政府軍と激戦を繰り広げましたが戦況思わしくなく、白虎隊はちりぢりになりながら退却します。
このとき本体とはぐれた白虎士中二番隊の20名が、戸ノ口堰洞穴を抜けて飯盛山に辿り着き、城下を見下ろして鶴ヶ城が落ちたと錯覚し、集団自刃してしまいます。
戊辰戦争戦死者の墓群
このように戊辰戦争戦死者の墓が一か所に集められていました。
戸ノ口原古戦場跡
供養塔
白虎隊の塹壕
ここは白虎隊最前線の部隊がいた塹壕です。もっと奥の方に、白虎隊が野営を敷いた塹壕もあります。
新政府軍の塹壕
新政府軍の塹壕があるところは、現在は会津レクリエーション公園になっています。
(2)十六橋
十六橋は、戦略上非常に重要なポイントになっており、ここを抜かれれば会津若松の城下は無防備な状態となるため、母成峠での敗戦後、旧幕府軍は急いで橋の破壊を開始しましたが、石橋だった為に容易には破壊出来ず、新政府軍に短時間で橋を奪われてしまいます。
新政府軍はこの橋を渡って進行し、戸ノ口原にて激戦が行われました。
十六橋
十六橋石碑
(3)御薬園
室町時代に霊泉の湧きだしたこの地に、永享4年、蘆名盛久が別荘を建てたのがはじまりと言われています。その後の江戸時代の寛文10年、会津藩2代藩主保科正経が領民を疫病から救うために園内に薬草園を作り、3代藩主松平正容が貞享年間に朝鮮人参を試植し、その栽培を民間に広く奨励したことから、御薬園という名前がつきました。
戊辰戦争時に新政府軍の傷病者の診療所とされたため、戦火を免れました。
御薬園入口
重陽閣
秩父宮勢津子妃殿下一家が宿泊した新滝旅館が昭和48年に移築されたもの。
楽寿亭
御茶屋御殿と同じ頃に建てられた、木造茅葺平屋建の建築物。
楽寿亭の内部
楽寿亭の刀傷
戊辰戦争時の刀傷です。
御茶屋御殿
今から約300年前に作られた木造茅葺平屋建の数寄屋です。主として茶席・書院・御慰所として用いられていたそうです。
戊辰戦争では西軍傷病者の治療所にあてられました。
御茶屋御殿の刀傷
戊辰戦争時の刀傷です。
胡麻羊羹
御茶屋御殿でいただけます。とてもおいしかったです。
抹茶
同じく、御茶屋御殿でいただけます。
薬草茶
いろんな効能があって体によさそう。
展示品その1
欠けている銅鏡は、砲弾があたったからだそうです。
展示品その2
赤べこ
お土産に、赤べこを買いました。
(4)東山温泉
この前、岩風呂を見るのを忘れてたので、リベンジしてきました。
土方の壁画
くつろぎの宿 新瀧の壁にある土方の壁画。
「土方歳三」戦傷湯治の岩風呂(東山温泉発祥の源泉)
猿の湯の岩風呂です。土方歳三戦傷湯治の旧跡として保存公開されています。
近くまで行けたので、手をつっこんでみましたが、ちょうどよい湯加減でした。
(5)御宿屋敷跡
御宿屋敷跡
如来堂に転戦するまえ、斎藤一や尾形俊太郎らが宿泊。
現在は、ソースかつ丼で有名な、なかじまになってます。
なかじま
とても並んでいました！！
煮込ソースカツ丼
とってもおいしかったです。
(6)鶴ヶ城
中には入っていませんが、外観だけ写真とりました。赤瓦が綺麗です。
(7)阿弥陀寺
会津から去る前に、斎藤さんのお墓にお墓詣りしにきました。
本堂
御三階
かつては鶴ヶ城にあった御三階。
鐘突き台
会津藩戦死者の墓
斎藤一の墓
斎藤さんに、今度からあなたの勤務地の近くに引っ越すことになったとご報告(笑)
かつて大仏があった台座
戦争中に金属資源として持って行かれてしまったそう。
本堂前の桜
阿弥陀寺本堂前の桜がとっても綺麗だったので写真撮りました。携帯の待ち受けにしてます！
(8)七日町駅
七日町駅はレトロでかわいい。
| |
|