. 六日目



9/20(木)ストラスブール

この日はストラスブールに向かいます。日帰り旅行です。そのためにパリ東駅に行きます。ストラスブールのグランディル(旧市街)は世界遺産に登録されています。












パリ東駅の本屋さんに漫画コーナーがありました。鋼売ってました!フランス語版鋼1巻入手しました。












TGV初乗車体験です。日本から予約してありました。Premの切符をかっていたのでだいぶお得でした。8:25パリ東駅発、10:44ストラスブール駅着のTGVに乗りこみます。












TGVの車内はこんな感じになってます。座り心地いいです。












ストラスブール駅につきました。いい天気です。駅の観光案内所で、ストラスブールパスと、日本語の観光案内書を買いました。












トラムに乗って、Langstross Grand Rueで降りると、グーテンベルク広場の近くです。












グーテンベルク広場につきました。メリーゴーランドがありました。グーテンベルクといえば活版印刷を発明した人。彼はマインツの都市貴族家の出身でしたが、若いころストラスブールに政治的亡命をしていたのでした。この像は、グーテンベルク記念碑です。彼の手にする巻紙には、「そして光となった(創世記からの文)」と書かれています。












木組みの家です。これはお土産屋さん。木組みの家ってドイツっぽくって、アルザスがドイツとフランスの間をいったりきたりしてたってのも頷けます。木組みの家はすぐに解体できるから、不動産じゃなくて動産として扱われていたらしいです。












まずはイル川の遊覧船に乗りに行きます。イル川はライン川の支流です。1時間10分の行程でストラスブールの町を回れます。ストラスブールパスを使えば無料だけど、14時から16時はパスで遊覧できないので注意。この遊覧船は日本語ガイドもあるし、ほんとにおすすめです。解説がめちゃめちゃ面白いの。太った僧侶が窓枠に嵌ったせいで20人火事から逃げそびれて死んだとかそんな裏話までしゃべってくれるの。












プティット・フランスというイル側の本流が4つに分かれる地帯があるのだけど、その近くに水門があって、そこの水門を閉めて水を入れると船がどんどん上にあがっていくの。この写真では横の壁がこのくらい見えているけど…












この写真では壁の見えてる範囲が狭くなってて、それだけ船が上に上がったということ。さらに上まで船は上がります。












これは聖パウロ教会です。当初はドイツ駐屯軍のプロテスタント派兵士たちの聖堂でしたが、1918年以降エルザス・ロートリンゲン州全域のプロテスタント派信徒の集う聖堂となりました。












欧州評議会です。ストラスブールはドイツとフランスの間を行ったり来たりしたところなので、この地に欧州評議会がつくられたのだそうです。日本って、欧州評議会のオブザーバーらしいです。なんかよくわからないけど知らなかった。












遊覧船を降りてふらふら川岸をあるきます。この橋はPt du Corbeau(ポン デュ・コルボー)という橋なのだけど、かつて拷問が行われていた場所らしいです。肥溜に沈めて殺してたらしい。のちに川の水に沈めるようになって幾分か人道的になったって、遊覧船のオーディオガイドは言ってたけど、川に沈めるのもあんまり人道的じゃない気がするが…。












レストランにて昼食をとります。ストラスブールでは食べたいものがいっぱいあるんです!まずはアルザスワインを注文。Gewurztraminerっていうワイン。フルーティーでとってもおいしいの!今まで飲んだワインの中で一番おいしかったよ!プレッツェルはおつまみ。












手前のがタルトフランベ、奥のがフォアグラ。フォアグラはガチョウの肝ですが、ストラスブールの郷土料理なんだって。日本に来てたストラスブールのクリスマスマーケットで食べたタルトフランベが忘れられずここに来たくらいだからね。ほんとタルトフランベ食べるの楽しみにしてた。そしてほんとにおいしい。












これはアルザス名物のシュークルート。まあようするにザワークラウトと一緒です。フランスでは珍しいかもだけど、ドイツだと一般的な食べ物だよね。












ここは、ツム ラーベンという宿屋の中庭「ラーベン・ホーフ」です。この宿屋には、プロイセン王フリードリヒ大王も泊まったことがあるらしい!!遊覧船のガイドが言ってたので、フリッツ親父が泊まってたなら見に行かんとな、ということでみにいった。意外と分かりにくい場所にあって、最初現地のおばあさんにきいたら全然英語しゃべれない人でたどりつけなかった。そのあと聞いたバイクのお兄さんに教えてもらってなんとかたどりつきました。見れてよかった。












アルザス博物館に向かいます。ストラスブールパスを使うと一件目の博物館は無料になります。この看板は、パウル ブラウナーゲルの1906年作の作品だそうです。かわいい看板だよね。












アルザス地方の郷土博物館なのだけれど、展示品が全部かわいいの。ハートモチーフおおいし、リボンもおおいし、なんでこんなにかわいいのか。












これはアルザスの民族衣装です。リボンがすごい!!












ノートルダム大聖堂に向かいます。こちらが正面。ヴォージュの山から切り出した赤色砂岩で造られた大聖堂。 1176年から250年の年月をかけて建造されました。尖塔の高さは142mで中世に造られたものとしては最高。329段の階段を上ると天文台に行け ます。












こちらが側面。この南側の門は、時計の門ポルタイドュ・ロルロージュと呼ばれています。ロマネスク様式でできています。












ノートルダム大聖堂の内部。ステンドグラスは13~14世紀のもの。












ハンスハンマー1485年作の説教壇。












天文時計オルロージュ。 12:30になると聖堂内の天文時計で、キリストと使徒たちの人形が現れる仕掛けが見られます。












1385年製のパイプオルガン。装飾枠には種々の像があり、中でも「物言う猿ローア・アッフェ」が有名。












次に、歴史博物館に行きました。ストラスブールパスを使うと二件目の博物館は半額。ここは、1587年造の町の大きなかつての肉館(屠殺場)につくられた博物館です。ドイツ神聖ローマ帝国時代の自由都市としてのストラスブールと、王国時代と革命時代の自由都市としてのストラスブールにわけて展示物があります。この写真はグーテンベルクコーナーの展示物。












これはグーテンベルクが活版印刷に使ってたものだと思います。












これはロアン宮です。18世紀にストラスブールの司教ロアンの宮殿だった建物です。内部に3つの博物館が入っています。ロアンって書いてあるから気付かなかったけど、実はベルばらに出てくるローアン大司教が住んでたとこですよね、これって!そして、遊覧船のガイドによると、ロアン宮はマリー・アントワネットがオーストリアからフランスに嫁ぐ時に、フランス国内で初めて滞在した場所なんだって。












最後にアルザス名物クグロフを買って帰ります。お腹一杯過ぎてさすがにそこで食べるのは無理だった。












ストラスブール駅でmonopを見つけました。コンビニみたいなもんです。ここで水を買いましたが高かった。












18:46ストラスブール発、21:05パリ東駅着のTGVでパリに帰ります。 昼食を食べすぎてお腹が減らなかったので、この日はホテルの近くのマックでハンバーガーかって帰りました。












フィッシュバーガーとポテトをたべました。友達はチーズバーガーを食べてました。ポテトが普通じゃないやつがきた。普通のも売ってたっぽいけどどう頼んだら普通のが来たのかわからない。


















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