. 十二日目



3/4(金)シュトゥットガルト→マウルブロン→シュトゥットガルト

ホテルの朝食です。












この日は、まず午前中にマウルブロン修道院にいく予定でした。それで早起きしてシュトゥットガルト中央駅にいったのですが、なんだか掲示板に私たちが乗ろうとした列車は今日は走らないみたいなことが書いてあります。
それで困ったので、インフォメーションに行きました。追いつめられるとなぜか英語力が上がります(笑)なんかこのときは英語結構しゃべった気がします。
どうやら、8:30〜11:30まではストライキのため、列車が走っていなかったみたいです。
私たちがウィーンにいたころ、ドイツで鉄道ストライキやってるみたいなニュースが流れていたので、心配はしていたんですが、まさかこんなところでストライキにあうとは!!
近距離列車は動いているみたいだったので、まずはメルセデス・ベンツ博物館に行くことにしました。 S1でNeckar Park(Mercedes-Benz)下車です。
そしたら、社会科見学の小学生くらいの子供の集団に遭遇しました。子供たちの目的地もベンツ博物館でした。この写真がベンツ博物館の建物です。
ベンツ博物館では日本語のオーディオガイドを借りることができます。












この観音開きのドアのスポーツカーは、なんか有名な車みたいだったんですけど、忘れました(笑)
私にはどうしても、うさ耳カーにしか見えなくて、マイメロのウサミミ仮面のことを一人で思い出してました。












これは昭和天皇の車だったそうです。側面に、菊の紋がちゃんと入ってましたよ。












これはドイツ皇帝ヴィルヘルム二世の車です。












これはダイアナ妃の車です。ダイアナ妃がドイツ車を購入したことがイギリス国民の気に障ったらしく、ダイアナ妃は結局この車をドイツに返却し、イギリス車を購入したそうです。












この車はベンツの2011年最新モデルだそうですよ。ベンツと言えばセレブの車!というイメージが日本にはありますが、ドイツではバスもタクシーもパトカーも消防車も救急車も全部ベンツです。だからベンツって高級なのもあるけどそうじゃないのもあるんだなって思いました。
でもポルシェはドイツ人にとってもまじで高級車らしいですよ!
真のセレブはポルシェにのってる人なんですね!!












なんかこんな近未来的というかよくわからない車も展示されてました。
いくらドイツがエコの国だからってこれはやりすぎです!!
ドイツはソーラーパネルがついてる家がほんとに多いし、畑一面がソーラーパネルなソーラー畑とかも電車乗ってるのそこらじゅうにありましたけど、これはやりすぎ!!












ベンツ博物館の隣には、メルセデスベンツアレーナというサッカースタジアムがあり、ここはVfBシュトゥットガルトの本拠地です。












S1でシュトゥットガルト中央駅に帰ってきました。駅の電光掲示板には、ストライキがあった旨の表示がしてあります。












すでに私たちはREにのるつもりで朝切符を買ってたので、ICにのるわけにもいかず、かなり中央駅で電車を待ってました。
でもなんとかREに乗れ、マウルブロン修道院に向けて出発できました。
まず中央駅からREでMuehlackerまでいき、そこから700番のバスに乗り換えてMaulbronn Altes Stadtbadでおります。
700番のバスの乗り換えは5分もないくらいだったんですが、運転手がなぜか2分も早く発車したせいで乗れませんでした。
なぜか時刻表にない時間にバスが来たのであわてて走って行ったら、バスの運転手の人が優しい人で、停まって乗せてくれました。
なんかこのバス、ほんとに地元民しか乗ってないんです。みんな定期持ってるし!
私たち、めちゃめちゃ目立ってます。しかも車内に電光掲示板もなければ、案内放送もないという。
地元民は景色で判断して停車ボタン押してるみたいです。これはかなり焦ったけど、停車するバス停と停まる予定のバス停を照らし合わせてみていたので、一応バスが合っていることはわかりました。
次で降りなきゃ!!というところで、運転手さんがこっちの方を向いて、次で降りればいいからみたいなことを言ってきました。
なんで行き先言ってないのにばれたしwwwまあ今までもこんなような日本人が大量にマウルブロン修道院に行ってたってことなんだろうなあ…。
やさしい運転手さんのおかげで、無事バスを降りることができました。
発車間際に乗ったので、運転手から切符を買うことができなかったんですが、なんか降りるとき買おうとしたらただでいいって言ってくれました。

下の写真は、マウルブロン修道院周辺の建物です。修道院だけでなくその周辺の建物全体が世界遺産になっています。












ここはKlosterschmiedeというマウルブロン修道院の敷地の中にあるレストランです。
このマウルブロン修道院はマウルタッシェンという餃子の皮のような記事にひき肉やホウレンソウなどを混ぜた具がはいっている食べ物の発祥の地といわれています。
なので私はぜったいにマウルブロン修道院でマウルタッシェンを食べようと決めていました!!












これがマウルタッシェンです。めっちゃおいしくて、マウルブロンに来てよかった〜と思いました。












この建物が修道院本体です。しかし、工事中のため正面からは写真が撮れませんでした。
ガイドツアーはドイツ語と英語しかなくてどうせわからないので勝手に入るプランで行きました。
オーディオガイドもあったみたいですが、英語がわからないと判断されたのか全く勧められませんでした(笑) まあ勧められても借りる気なかったですが。












修道院の中です。教会とは全然違ってとても新鮮でした。
私たちはこれまで教会を山ほど見てきたので、このころは教会にはだいぶ飽きたというか新鮮さをかんじなくなっていたんですが、修道院は初めてだったのでとてもよかったです。
この修道院は、ドイツの中世の修道院の姿をもっともよく残しているとして世界遺産になっています。












修道院の中に噴水もありました。水は出てなかったですけど。












バスと電車を乗り継いで、シュトゥットガルト中央駅に帰ってきました。これがシュトゥットガルト中央駅です。右の建物の上についているのはベンツマークです。












シュトゥットガルト自体はほんとうに観光するところがありません。
中心部で唯一の観光地と思われる宮殿広場です。奥に見えるのが新宮殿です。
州政府庁舎として使用されているので中は観光はできないみたいです。












これは旧宮殿です。州立博物館になっています。












私たちは、せっかく黒い森地方にきたのだから、シュヴァルツベルダーキルシュトルテは絶対に食べなきゃいけないと思ってました。
それで宮殿広場の方までカフェに行くために歩いて行ったわけですが、なんと売り切れだったんです!!
地球の歩き方にカフェは一軒しか載ってないし、カフェは探したけどみつからないしで、仕方がないからガレリア・カウフホーフのデパ地下にいったんです。
そしたらパン屋さんにシュヴァルツベルダーキルシュザーネトルテが売ってたんで買いました。まあザーネついてても大して変わらんだろうということで。
今日の夕食はこれのみでした。節約節約。












シュトゥットガルトで買ったお土産です。
左奥のは、ベンツ博物館のオーディオガイドについていた首からかけるストラップで、全員にお土産としてくれます。
下のレープクーヘンは、ケーニヒ通りの屋台で買いました。
右のはシュタイフの子供用のぬいぐるみです。これは実際は次の日にガレリア・カウフホーフで買ったものです。ホーエンツォレルン城の帰りにかったので名前はヴィルヘルムにしました。


















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