. 刀剣鑑賞 2015~



2015年5月11日(土方さんの命日!)から刀剣乱舞を始めてしまい、うっかりはまってしまったため、刀剣鑑賞めぐりという新たな趣味を開拓してしまったので、その記録です。 写真とれるところしか載せられないけどね~。

★三日月宗近
東京国立博物館。
宗近は、平安時代後期の京三条に住したと伝える、反りがある鎬造の刀剣の形式が完成した頃の刀工。太刀の姿は腰から茎にかけて強く反り、先はほとんど反りのない古い形式を示す。刃文に三日月型がみえることから三日月宗近と称され、天下五剣の一つとされた。徳川将軍家伝来。














よく見ると三日月型がみえますね。






















































★堀川国広
東京国立博物館。ここにあった国広は脇差ではないですが。
堀川国広はもと日向国伊東家の家臣で、天正5年(1577)同家没落後は山伏となって鍛刀したといわれる。慶長4年(1599)以降は京一条堀川に定住して大隅掾正弘や出羽大掾国路など多くの門弟を育て、堀川物と呼ばれる特色のある作風を樹立した。




































































★短刀 粟田口吉光(名物 厚藤四郎)
東京国立博物館。
京粟田口派の藤四郎吉光は鎌倉時代の伏見天皇(在位1288~98)の頃の人という。古来、短刀の名手として知られ、地鉄・刃文の冴えに他の追随を許さぬ技量がみられる。名物の呼称は小振りの寸法にもかかわらず重(刀身の厚さ)が極端に厚いことによるものである。




































































★長曽祢虎徹
東京国立博物館。こちらは真作の長曽祢さんですが。
長曽祢虎徹は越前の甲胄師の出身で、のち刀工に転じて江戸で大成した。甲胄師としての卓抜した鍛錬と、彫金技術により数珠刃とよばれる独特の刃文を工夫した、金象嵌の銘文は試し切りを表し、作刀時期が寛文5年(1665)をさほど遡らないことがわかる。




































































★太刀 大和物(号 獅子王)
東京国立博物館。
源頼政が鵺を退治し、天皇より賜ったとされる太刀である。鎬が高く、細身で腰反りが 強くついた姿は、平安時代後期の古風な太刀姿で、地は柾目がかったものとなり、 刃紋は匂口の締まった直刃となる。総体に大和鍛冶の特徴がよく示された作品である。




































































★刀 燭台切光忠 伊達政宗所用
羽田空港美術館ディスカバリーミュージアム(普段は徳川ミュージアム所蔵)。
伊達政宗が罪のあった近臣を燭台ごと切ったという名刀。「武庫刀纂」によれば水戸徳川家2代光圀が正宗から得た。 関東大震災に遭ったが、「武庫刀纂」によって刃文を知ることができる。




































































★太刀 伯耆安綱(名物 童子切安綱)
東京国立博物館。
伯耆安綱は平安時代を代表する刀工。なかでもこの太刀は、名物童子切安綱としてとくに名高い。 童子切の号は、凶賊退治の名刀が酒呑童子伝説などと結びついたと考えられる。 天下五剣の一つとして足利将軍家、徳川将軍家から越前松平家、津山松平家に伝来した。
ちなみに、薄桜鬼の風間が使用している刀は童子切安綱であるという設定です。





















































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