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2009年12月17日(木)〜2009年12月24日(木)に、母親と二人でドイツに行ってきました。
ツアーだったので、あんまり自由時間がなかったけど、事前にいろいろ調べていったのでスムーズに見て回れたと思います。
クリスマスマーケットに行くのが当初の目的だったけど、ツアーを選ぶ段階で当初の目的からだいぶずれたようなきがします。
でも、楽しかったから結果オーライです。
ここには、時系列順に出来事を書き連ねていこうと思います。
2009年9月初め
12月の半ばで大学が冬休みに入ることに気づき、これはもしかしてクリスマスマーケットに行けるのではないか!?と思って、親に怒涛のアタック。最初は冷たくあしらわれるも、懲りずに実家に電話をかけまくって行きたい行きたいと言い続ける。
具体的にツアーの選定もこのころから始める。この時のツアーを選ぶ基準としては、クリスマスマーケットに行くのだから、ニュルンベルク、ドレスデン、シュトゥットガルトに行きたい、できればベルリンに行ってベルリンの壁のかけらを買いたい。さらに出来ればサンスーシ宮殿に行ってみたい。って感じだった。
2009年10月終わり
念願かなって、親が旅行を認めてくれて、申し込むツアーを決定することに。母親がウィーンにも行きたいと言い出すが、ウィーンは一応来年卒業旅行で行く予定になっているから、個人的にはそれにとっておきたかった。
なので、ドイツ内だけで移動するツアーにすることにしたのだが、クリスマスマーケットだけじゃなくて観光もそれなりにしたほうがいいんじゃないかという話になり、なんだか当初の目的からずれ出す。
最終的には母親が探してきた方のツアーにすることに。このツアーはクリスマスマーケットがメインのツアーではなかったが、ケルン大聖堂に行く予定になっていたので、それはぜひ行きたいと思ってそっちにした。
シュトゥットガルトにはいけなくなったが、ドレスデンとニュルンベルクには行くし、ベルリンもサンスーシ宮殿も行くし、ミュンヘンも行けるからいいかな、と思って。
2009年11月
ツアーも申し込んだし、これは予習をしなければなるまい!ということで、さっそく旅行本を買ってくる。
ポリクリで救急を回っていたころだっただろうか。あの週はポリクリが暇すぎて、旅行本ばかり読んでいた。
昔ミュンヘンに行ったときに買った、るるぶ(06-07版)、トラベルストーリー(フランクフルト、ミュンヘン)をまず手始めに読破。
次に買ってきた地球の歩き方と、トラベルストーリー(ベルリン、ドレスデン)も読破。
地球の歩き方が一番重宝した気がします。いい本ですね。
しかし、こんなに読んでも全部旅行に持っていくことは不可能だと悟った私は、まとめプリントを作り出す。
まとめプリントとか作っちゃう時点で張り切りすぎですね……。
2009年12月出発直前
大学も冬休みになり、宿泊先のホテルも決まったことだし、ホテルの位置を調べ始める。ミュンヘンは中心地に近かったけど、ベルリンやドレスデンはめっちゃ郊外で困った。ハイデルベルクに泊まりたかったのに、ルートヴィヒスハーフェンのホテルになっちゃったし。
とりあえず、ドレスデンは公共の交通機関で出かけるのは不可能だとネットが言ってたので、ホテルから遊びに行くのはあきらめる。
ベルリンは調べたところ、Sバーンの駅が近いことが判明。しかし、なんと終点の駅だったので、やっぱり中心地はめっちゃ遠い。45〜50分はかかりそう。乗換でまごついたら1時間くらいかかっちゃうかも。
でもとりあえず、乗換方法と時刻表の印刷はしっかりやっておく。
クリスマスマーケットの情報も出そろってるはずだから、各都市のホームページに行って開催場所や時間のチェックも。パンフレットがpdfで落ちてるものはしっかり印刷しておいた。
一番困ったのはベルリンのホームページで、なんかまとまった情報ページがない…。私の探し方が悪かったんだろうか…。
2009年12月17日(1日目)
いよいよドイツに向けて出発。窓側の席でした。隣が母親、さらに隣がドイツ人の学生(男)でした。彼はボン大学の学生だそうで、チャットで知り合った日本人の女の子と付き合ってるそうだ。
私は子供に見えたのか、なんかしらんがお菓子をくれた。何歳に見えたんだろうか…。
飛行機の中では、母親が買ってきたるるぶ(09-10版)を読破。とっさのひとこと辞典を読破し、使いそうなフレーズは別にメモった。
12時間ほど飛行機に乗って、ついにフランクフルトに到着。
入国審査でなんか聞かれたらどうしようかと思ったが、何も聞かれなかった。
前に一人でミュンヘンに行った時はなんか知らないがいろいろ尋問されてテンパったので、なんか拍子ぬけた。やっぱりツアーだから何も聞かれないんだろうな。
フランクフルトについたと思ったら、すぐにバスに乗ってローテンブルクへ。
アウトバーンがなんだか混んでいて、結構時間がかかる。
なんとかローテンブルクについたが、やっぱりクリスマスマーケットの時間には間に合わない。
でも、ローテンブルクの夜景はなんとしても見たかったし、お腹がすいてしまったので、母親と二人で夜のローテンブルクの町に繰り出す。
お店のショーウィンドウがライトアップされててとても綺麗。でも、ほとんどの店はしまっていて、結局イタリアンのお店に入る。
ドイツに来て初めての食事がイタリアンってどうなの?と思ったけど、そこしか見つけられなかったからしかたがない。でもそこのピザはとてもおいしかったです。
お腹もいっぱいになったし、夜のローテンブルクも観光したので、ホテルに帰りました。
ホテルの表玄関のカギを、自分のルームキーで閉めるよう言われていたので、さっそく試みたのだが、なぜか全く閉まらない。フロントに言おうにも、フロントに人はいない。というか、連絡のとり方も分からない。
結局鍵を閉めるのを断念したのだが、翌朝何事もなかった。なぜ閉まらなかったのか…。
2009年12月18日(2日目)
ツアーの人たちと一緒にローテンブルクを観光。お土産店に入ることを強制され、そこで20分もタイムロスしてしまった。その時間があれば聖ヤコブ教会に入れたかもしれないのに…。
とりあえず、名所の写真はばっちり撮る。シュネーバルもちゃんとかったし。
クリスマスマーケットが10:00開始だったんだけど、バスの集合時刻が9:45で、クリスマスマーケットは無理かなあ、としょぼーんとしていたら、9:40ごろにグリューワインのお店が準備しているではありませんか!!
でも、まだどうみても準備中。でもカップは飾ってある…。めっちゃほしい…。
というわけで、買えるかどうかグリューワイン屋のおじさんに聞いてみた。
そしたら売ってくれるとのことで、いそいでグリューワインを購入。買ったらバスまで走りました。
グリューワインはまだぬるかったけど、カップが手に入ってうれしかったです。
バスに揺られてニュルンベルクに到着。昼食のレストランに向かう。ニュルンベルガーブラートブルストを食べる予定になっていたので、楽しみにしていました。
ご飯を食べたら、自由時間。クリスマスマーケットでグリューワインやレープクーヘンを購入。
しかし、トイレがなぜか見つからない。矢印の方向に進んでも、トイレらしきものがない。
困ったので、グリューワインを持ったままUバーンの駅に突入。そこでなんとかトイレに行けました。
全く、クリスマスマーケットのトイレは一体どこにあったんだろうか…。
再びバスに乗ってドレスデンへ。ドレスデンのホテルは思いっきり郊外だったので、夜はどこも出かけずにお風呂であったまってました。
2009年12月19日(3日目)
午前中はドレスデンの観光。しかし、めっちゃ寒い!寒すぎて、親指の皮膚が割れてしまった。
デジカメのボタンを押すために手袋をしなかったせいです。
自由時間になったが、あんまり時間がない。
でもクリスマスマーケットは制覇したいので、がんばって走り回る。
ドレスデンは複数個所でクリスマスマーケットやってるから、グリューワインのカップをコンプリートしたかったの。
集合時間は11:10だったんだけど、11:00からはじまるクリスマスマーケットもいくつかあって、そこはいけるか微妙なところでした。結局、シュタールホーフのクリスマスマーケットは、11:00すぎてもまだ準備中って感じで全然無理でした。
Neumarktのクリスマスマーケットも11:00からだったんだけど、11:05にグリューワイン屋さんに行ったら、あと5分待ってと言われる。それは無理だったので、他のグリューワイン屋さんを探してなんとかカップをゲットする。
でもあと5分ない!やばい!という訳で、カップを持ったまま走ろうとしたその瞬間、うちのツアーの参加者のおばさんが逆方向に歩いて行ってるではありませんか。
どうやらおばさんは道に迷っている様子。これは大変だということで、おばさんを連れて集合場所へ。
なんとか間に合ってよかったです…。というか、あの時おばさんをみつけてなかったら、おばさんはそのまま迷子になってバスの出発が遅れるところでした。
とりあえず、シュトレンを買いそびれたのが後悔です…。
午後は、マイセン磁器工房に行きました。実演を見せてもらって、陶磁器博物館を見て、アウトレットのお店を見ました。アウトレットでも高すぎて、マイセンはなにも買えませんでした。
自由時間が30分ほどあまったので、母親と二人で磁器工房から抜け出して、ニコライ教会を見に行きました。
冬だから中には入れなかったけど、とりあえず写真におさめる。
そのあとは再びバスに揺られてベルリンへ。
ベルリンのホテルで夕飯を食べたら、すぐに母親と二人で中心地へいくべくSバーンの駅へ。
切符も買って、いざ電車に乗ります。乗換が三回も必要だったんだけど、なんか終点までいかない電車が多くて、結局四回乗り換える羽目に。どんだけ遠いの…。
なんとかアレキサンダープラッツ駅に到着し、赤の市庁舎前のクリスマスマーケットへ。
ほんとはオペラ座前のクリスマスマーケットに行きたかったんだけど、思いのほか遠くてこの日は断念した。
でも、赤の市庁舎前のクリスマスマーケットは、移動遊園地が来ていてとても楽しい感じだったので、来てよかった。もちろんカップは入手しました。
帰りは三回乗り換えで帰ることができたのだけど、最後の乗り換えの電車が一時間に三本しかなくて、氷点下のホームで凍えながら電車を待つはめに。
私のお粗末なドイツ語力によると、多分電車は0分、20分、40分に来るはずなんだけど、はっきりいって人がまばらすぎてほんとにくるのか不安。なんか印刷してきた時刻表と違うし、何だこれ。
母親は全く役に立たない上に(英語すら話そうとしないんだもの)、そこらへんの人に聞けとか言ってくるし…。
でも結局電車はちゃんと来て、無事ホテルに帰れました。ついたのは23:30でした。
2009年12月20日(4日目)
午前中はベルリンの市内観光でした。まずはイーストサイドギャラリーへ。
ベルリンのガイドさんはドイツ人のおばさんで、日本語の敬語はマスターしきれてないのか、なんか時々ためぐちになるのでおもしろかった。このガイドさん好きでした。話も興味深かったし。
ガイドさんが西ベルリンと東ベルリンの話をしていたら、ツアー客のおばあさんが、南はどっち?って聞いてて正直笑った。なんで西と東の話しかしてないのに南が出てくるんだか。
ガイドさんも、「み、南〜?!」って言っててまじおもしろかった。
イーストサイドギャラリーを歩いていたら、トラビを発見!!ガイドさんが、トラバント知ってますか?ってみんなに聞いてたけど、もちろん知ってますよ〜!!私は張り切ってトラバントの写真を撮りまくってましたが、ツアーの他の人たちはトラビには全く興味がない様子で、さっさとバスに帰っちゃいました。
トラビかわいいのになあ…。
次に行ったのは、ペルガモン博物館。ゼウスの大祭壇とかすごかった!でも、私はぜひともベルリン大聖堂の綺麗な写真がとりたかったんです。なので、ペルガモン博物館の一階部分を見学したら、すぐに外に出てベルリン大聖堂の写真をとりにお出かけ…しようと思ったら、道の向こうにインビス発見!!
もしかしてカリーブルスト売ってるかも!?と思って近づいてみると、やっぱり売ってた〜!
さっそく注文しに、インビスに走ります。インビスのおばさんがすっごいいい笑顔で出迎えてくれました。
カリーブルストをさっそく注文。人生初のカリーブルストを食します。
おいしい!!カレーっていうよりケチャップだけど!!
念願のカリーブルストをベルリンで食べられたなんて幸せでした!
でも、食べてたら、ベルリン大聖堂の写真を撮る時間がほとんどない!あと10分しかない!?
でもあきらめきれなかったので、私はベルリン大聖堂めがけて全速力で走りました。
もはや母親はついてきてませんでした。時間がないけど、なんとしてもベルリン大聖堂をカメラに収めないとここを離れるわけにはいかない!!
そして、念願のベルリン大聖堂のきれいな写真をとることができました!!
撮ったらバスまでまた全速力で走ります。めっちゃ疲れたけど満足しました。
日本ではぜったいこんなに走らないのに、なんでこんなにドイツで走ってるんだろうか(笑)
その次にバスが停車したのはブランデンブルク門。ブランデンブルク門の所の観光案内所に、ベルリンの壁が売っているとの情報を仕入れていたので、写真を撮ったらすぐに観光案内所へ走る!
ベルリンの壁が3個セットで10ユーロで売ってました!安い!!お買い得!というわけですぐさま購入してバスまで走りました。
そのあとバスで、戦勝記念塔の前を通ったのだけれど、ビスマルクとモルトケの像を写真に収め損なってしまった。だってバス走ってるんだもの、無理だよ〜!
バスの中で、「モルトケ〜!」と叫んでしまった私はほんとに不審人物だった気がする。
午後はポツダムに観光に行きました。
まずはツェツィーリエンホーフ宮殿へ。ここはポツダム会談が行われた場所なので、なんかすごい場所に来てしまったという感じ。会談を行った円卓も当時のまま残されているんですよ。ほんとすごい!
その次は、念願のサンスーシ宮殿へ。冬だから建物の中に入ることはできなかったんですけどね。サンスーシ宮殿の入り口で、プロイセン軍服のコスプレしてフルート吹いてるおじさんを発見。
コスプレにあってますね〜!さっそく写真をとらせてもらう。もちろんお金は払いましたよ。
ツアーの人たちはみんなお金払わないで写真撮ってて、なんだかな〜。
寒い中フルート吹いてくれてるんだから、お金ちょっとくらい払ってあげればいいのに。
フリードリヒ大王のお墓も調べはついてたので、さっそく写真撮りに行きました。ガイドさんが案内してくれた時にはすでに写真撮り終わってました。まさか墓まで案内してくれるとは思ってなかった。
またしても、ツアーのおばあちゃんが、「サンスーシ…太陽の寿司ね」とかいうわけのわからないことを言ってて、ガイドさんの反応が面白かった。
そのあとは、再びバスでベルリンへ。カイザー・ヴィルヘルム記念教会の前を通って、お土産屋さんによって、夕食のレストランへ。ベルリンなのになぜか、バイエルン料理のシュヴァイネブラーテンを食す。
シュヴァイネハクセは食べたことあるけど、シュヴァイネブラーテンは初めて食べました。
夕食の後はまた前日泊まったのと同じホテルへ。せっかく中心地まできたんだから、そこでおろしてほしかったけど、ツアーは団体行動だから我慢。
ホテルに着いたら、即座に中心地に向かって母親と二人で出かけました。
さすがに二日目だけあって、乗り換えもスムーズ。
オペラ座前のクリスマスマーケットと、ジャンダルメンマルクトに行きたかったのと、ウンター・デン・リンデンを歩いて、フリードリヒ大王の像の写真を撮りたかったので、この日はフリードリヒシュトラーセ駅で降りました。
まずはウンター・デン・リンデンを歩いてフリードリヒ大王の像の写真を撮りました。
次にオペラ座前のクリスマスマーケットに行って、グリューワインのカップをゲット。
その次に、ジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケットに行きました。
1ユーロ払って入場したら、ちょうどステージで合唱の出し物をしていました。
グリューワインって大抵赤ワインなんですけど、ここでは白ワインのグリューワインを発見。
早速買ってみました。とはいっても、私アルコールほとんど飲めないので、今まで買ったグリューワインもほとんど母親に飲ませてたんですけどね…。
できるだけノンアルコールのキンダープンシュ(Kinder Punsch)を買おうとしてたんですけどね、売ってない店も結構あるのでね。
ジャンダルメンマルクトはお金取ってるだけあって、楽しかったです。
ツリーに扮したおじさんがいて、紙吹雪をかけられました。この紙吹雪、日本に帰ってきてからもまだどっかにひっかかってたりして結構曲者だったんですが、このおじさんはいい人で、一緒に写真撮ってくれました。
そんなこんなで、22:30ごろに帰路に就きました。
帰りの電車は乗り換えはスムーズだったんです。
でもなぜか、最後の乗り換えの電車の電光掲示板が消えてて、ほんとに合ってるかどうか確証がない、だけど昨日の経験から言ってこれを逃したら多分20分待ちだ、という状態だったんです。
多分大丈夫だろうと思って乗ったはいいけど、ほんとにこの電車あってるのか不安でした。間違ってたらどうしようかと思っていたら、いきなり車内の電光掲示板が復活して、ちゃんと合ってることが判明。ほっとしました。
おかげさまでこの日もホテルに23:30に帰ってくることができました。
2009年12月21日(5日目)
この日は、ベルリンからミュンヘンまでICEで移動しました。
まず、バスでベルリン中央駅へ。ベルリン中央駅はじめてきたけど、なんか近代的でかっこいい駅でした。
いろんなお店が入ってたし。ドレスデンで割れた親指の皮膚が痛かったので、駅のスーパーマーケットで絆創膏を購入。
ドイツの絆創膏って、ハサミで切って使うんですね。インフォメーションセンターでハサミ借りて切りました。
そしていよいよICEに乗車。時速300kmを体験するぞ!と思ったら、この日はドイツ中に寒波が来ていたようで、なんだかノロノロ運転。たまに駅じゃないところで止まったりするし…。雪のせいでした。
この日はフランクフルト国際空港も一日閉鎖だったらしいですね。この日が帰国日じゃなくてよかった。
結局一時間遅れでミュンヘン中央駅に到着。
おかげでほとんど観光する時間が無くなっちゃいました。でも、どっちにしろ私はまた夜出かける予定だったからいいんだけど。
夜は、行きはSバーンを使ってマリエンプラッツへ。クリスマスマーケットで、初めて長靴型のグリューワインカップをゲットしました!
マリエン広場のクリスマスマーケットで、白ソーセージを買おうと思って並んでいたら、まだ人が並んでいるのに20:30ちょうどに、店の人が屋台の電気を消したんです。しかも、ほとんどの店がほぼ一斉に。
それまで全然終わる気配なかったのに、まじで時間厳守で終わったから、びっくりしたよ。
確かに、マリエン広場のクリスマスマーケットは、20:30に終わる予定だったんですよね。
それにしても時間に正確すぎるでしょ〜。なんかドイツっぽい一面を垣間見た気がした。
マリエン広場のクリスマスマーケットが終わってしまったので、ミュンヘンの名所巡りを始めました。
全部行ったことあったけど、暗くなってから来たことはなかったので、なんだか新鮮でした。
レジデンツでクリスマスマーケットをまだやっていたので、こちらにもおじゃましてきました。
撮ろうと思ってた四季ホテルの写真もとることができました。
そして、ミュンヘンの締めはやっぱりホーフブロイハウスだろうということで、さっそくビールを飲みに行きました。
そしたら、とっても混んでるのでびっくりしました。もう22:00とかだったのに!
楽団の人たちの前の席という、すばらしい立地の席が開いていたのでそこに座りました。
正面はイギリス人のカップル、ななめ前は一人で飲みに来てるドイツ人のおじさん、となりはロシア人の夫婦でした。なんてこのテーブルはグローバルなんだ。
さすがホーフブロイハウス、観光名所なだけあります。
とりあえず、ビールと白ソーセージを注文。店が混んでいて、注文をするのも大変でした。
分かってはいたけど、ビールジョッキがめっちゃでかい。
母親と二人でジョッキ一杯を飲んだんだけど、でかすぎて正直つらかった。私普段ビール飲まないし、その前に私たちはグリューワインをすでに飲んでいたしね!
ビールについてきたブレッツェルをつまみに、なんとか飲み干しました。
ここでミュンヘン名物白ソーセージも食べることができてよかったです。
楽団の人が、「Ein Prosit der Gemütlichkeit」を演奏すると、みんなで乾杯して、とっても楽しかったです。
帰りは、マリエン広場から、ノイハウザー通りを通って、カールスプラッツ駅からUバーンに乗ってかえりました。ホテルに着いたのは23:45でした。
そしたら、出かけるときにフロントに預けた鍵がなぜかない。部屋にあるんじゃないの?と言われたけど、そんなわけないし…と困ってたら、スペアキーを出してくれたのでそれでなんとか部屋に入れました。
なんだか、ローテンブルクの時といい、鍵に苦労します。
2009年12月22日(6日目)
ミュンヘンを出発して、ヴィース教会とノイシュヴァンシュタイン城に行きました。
ヴィース教会は初めて行くので、とっても楽しみでした。ロココ調だけあって、内装はかわいい感じでよかったです。中は撮影禁止だったので残念でしたけど。
ノイシュヴァンシュタイン城では、まずふもとのお土産屋さんに行ったんですけど、そこでシュタイフのテディベアのルートヴィヒがいたんですね。もう可愛すぎて一目ぼれしちゃって、買っちゃいました。
だって目が青いテディベアなんて初めて見たし、顔もほんとにキュートなんだもの。
そして、そのあと、ノイシュヴァンシュタイン城へ。
冬はバスが出ていないので、馬車で行きました。そしたら、向かいに座っていたドイツ人のお父さんの目が、オッドアイだったんです。青と茶色のオッドアイでした。ほんとめずらしいものみたな〜。
そして、ついにノイシュヴァンシュタイン城に到着。夏はあんなに混んでいたのに、冬はガラガラ。
でも、この日は珍しく気温が氷点下じゃなかったんです。天気も晴れだったので、ノイシュヴァンシュタイン城が綺麗に見えました。
でも雪のせいで、マリエン橋への道が封鎖されていたので、マリエン橋からの眺めが見られなかったのは残念だったけど。
その後昼食を食べた後、私たちはハイデルベルクに向かいました。
ハイデルベルクと言えばハイデルベルク大学!というわけで、ぜひとも大学を見たかったんだけど、見る時間はありませんでした。
カール・テオドール橋からハイデルベルク城を眺めておしまいでした。
ハイデルベルク城は、ちょっとライトアップが足りない感じだったけど、綺麗でした。
夏に来たら中に入ることも可能らしいです。やっぱり冬に来ると、中に入れない観光地が多いなあ。
ハイデルベルクは、クリスマスマーケットに行く暇がなかったんですが、カール・テオドール橋の欄干に、なぜかグリューワインのカップが!!もらって帰ってしまいました。地元の大学生が置いて行ったんだろうか…。
その後、ハイデルベルクからバスに乗って、ルートヴィヒスハーフェンのホテルへ行きました。
そしたらそのホテルのロビーに、シュトレンとかがただで食べれるようになってたんです!
だからさっそくシュトレンをもらいました。そのシュトレンがとてもおいしくて、翌朝もう一回もらおうと思ったんだけど、もう片付けられてて残念でした。
2009年12月23日(7日目)
ルートヴィヒスハーフェンを出発して、ライン川沿いのドライブに出かけました。
これ、夏ならば本当はライン川クルーズだったんですけど、日本語ガイドのつくクルーズ船は冬は運休なので、ドライブになりました。
どうやら、ドイツ語なのか英語なのかは分からないけど、他の言語のクルーズ船は運航していたようなので、言葉がわからなくてもクルーズ船乗りたかったなあ。
というのも、車窓からだと、やっぱりうまく写真撮れないんだもの。しかも、窓が汚れてたしね。
前日にこのバスは、ベルリンからミュンヘンまでアウトバーンすっとばしてきたので、なんか真っ黒になってたんですよね〜。
でも、めげずにがんばって、苦し紛れな写真を撮ってきました。
ローレライでトイレ休憩があって、そこでいろいろおみやげを買いました。
ローレライは世界三大がっかりの一つらしいですけど、私は別にがっかりしなかったなあ。
そのあと私たちはケルンに向かいました。
ケルン大聖堂はほんとに大きくて、綺麗で、来てほんとによかったです。感動しました。
ケルンのレストランで、昼食に魚料理を食べたのですが、これがほんとにおいしくて、ぺろっと一皿食べてしまいました。
昼食の後は、ケルンの町をガイドさんの後について歩き回って、いろいろ写真をとりました。
それからケルン大聖堂の中に入って、見学しました。
ケルン大聖堂の中は撮影禁止ではなかったので、いろいろ写真を撮ることができました。
そして、ケルン大聖堂前のクリスマスマーケットへ。
ここでも長靴型のグリューワインカップを手に入れることができました。かわいい。
ケルンの観光が終わり、再びバスに乗って、フランクフルト国際空港に向かいました。
この日は幸い、飛行機はきちんと定刻で飛んでいました。雪が降らなくてよかった。
ドイツ旅行が終わってしまうのはさびしかったけど、毎日出歩いてたからとても疲れました。
そして、とても楽しかったです。充実した旅にできて本当によかったです。
今回は、強行軍のツアーで、自由時間もあまりなかったので、今度行くとしたらもっと自由度の高いプランで行ってみたいなと思いました。
今度行くとしたら夏に行って、サンスーシ宮殿の中に入ってみたいです。
最後に、どこにも載せる場所がなかった、フランクフルト国際空港の写真を載せておしまいにします!
後日談
というわけで日本に帰ってきてこの旅行記を作ろうとしたのですが、SDカードが一つ新品だったにも関わらず故障しまして、修理に出す羽目に。
しかも、イーストサイドギャラリーの写真がほとんど取り出せませんでした(涙)
イーストサイドギャラリーで一番有名な、「ブレジネフ旧ソ連共産党書記官とホーネッカー旧東ドイツ国家評議会議長のキス」の絵の写真も取り出せなかったし!
一応この絵(写真ないけど(汗))を解説しますとですね、共産圏の人たちって、男同士であろうと、公式の場での挨拶は口でキスだったらしいですよ。
なんというか…みんな嫌じゃなかったんだろーか。せめてほっぺにしとけばいいのに…。
一番ショックだったのは、トラバントの写真が取り出せなかったこと。
トラバントの貸し出しをイーストサイドギャラリーの近くでやってたんですよ!
トラバントは旧東ドイツの国産車。愛称はトラビで、見た目が可愛いんです。(写真ないけど(涙))
当時は注文してから手に入るまで10年かかるのは当たり前だったみたいです。
あと、イーストサイドギャラリーの近くに、オーバーバウム橋(overbaumbruecke)って橋があるんですけど、シュプレー川にかかる橋で、19世紀に作られたものなんです。
つまり、プロイセン時代からある数少ない橋だというのに、写真がこれも消えてしまいました(涙)
いろいろショックだけど、またベルリン行ってリベンジしたいです。
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